2013年03月

くるくるしこうはまわります。
考え抜いたと思ったら、出発点に戻っていたり。



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時間は一週間だった。

人間がコンピュータに負けた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130330-00000041-asahi-ent

先週,こんな記事を書いたけど本当に時間の問題だった。
http://kurukuru.doorblog.jp/archives/24898466.html?_f=jp

かたちにのこらないもの

オンラインゲームの課金問題の話

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130324-00000084-san-soci

単純な感想は,「すごい商売だな」。
本来「レア」度は,市場原理的に(古典的な言い方をすれば神様か?)決定されるものだと思うが,それを人間(企業)がやってしまう。やれてしまう。そりゃ石油やレアアースの埋蔵量や分布をコントロールできらた無限に儲かるってもんです。もちろん,そのような架空の市場(世界)を形成することに,工夫なり努力が必要なわけで頭ごなしに否定されるものではないと思う。

多くの人が覚える違和感はなんだろうか。やはり「お前は神様か!!」という気持ちが一つあるだろう。でも,この種の売り手自ら「レア」度を演出するような商売は昔からある。トレーディングカード会社は自ら「レア」カードを製造してきた。

トレカとの違いは,何だろうか。大きな要素の一つは「かたち」ではないだろうか。たとえ,ただの紙であって,トレーディングカード会社からすれば,たいした経費がかからないものでも,消費者(または,第三者)からはお金の対価としての納得を得られるのではないだろうか。たとえ,カードを買う人の目的が「レア」度であって,カードはそれを収納する箱に過ぎないとしても。

21世紀になり,かたちのないもの(形あるものを箱として必要としないもの)がたくさん売られている。みんながなれちゃえば問題ないのかも。

いずれにしても,子どもが勝手に買っちゃうのは問題。その対策を自主規制に任せてもしかたがない。ゲーム会社には何のインセンティブにもならない。役人は,新しい世界を作った神様と知恵比べをしなければ。 

時間の問題ではあるが・・・

将棋で人間がコンピューターに勝ったという話
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130323-00000046-mai-soci

計算量では,比較にならない人間がコンピューターに勝てるのは単純にすごいと思う。人間の脳の神秘というものでしょうか。しかし,2020年を待たずに(1局,2局ではなくアベレージで)トップ棋士がコンピューターに負ける日がくるだろう。

人間としてはなんとなく悲しい気もするけけど,そんなコンピューター,ソフトを作ったのも人間だし。

ちなみに囲碁の方は,もう少し時間がかかりそうです。
↓前に書いた記事
 http://kurukuru.doorblog.jp/archives/4224981.html

公共の場所

花見の場所取りの話

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130322-00000305-bengocom-life

現状,すごくお花見をしたい人が早朝から場所取りをするくらいは許される(黙示的に許可される)が,一週間場所を取り続けるのはおそらく許されないだろう。結局はモラルに任せるしかない。

でも,これからは「共通のモラル」っていうのはなかなか成立しづらくなってくると思う。いつかは,花見をする権利の購入や抽選ということになるんだろう。ちょっと寂しいけど仕方ないかな。


ちょっと違う話だけど,高い花見代とって桜を維持管理するのは理にかなってると思うし。
 

計算式は?

かんのみほ結婚

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130322-00000030-flix-movi

下の記事では,超ビッグカップルだと。

http://www.sanspo.com/geino/news/20130322/mar13032205070002-n2.html

カップルとしてのサイズの算出は,足し算だろうかかけ算だろうか・・・・?

と,どうでもいいことがあたまに。 

それでも食べたい生レバー

生レバーはやっぱり危険だった,という話

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130321-00000030-asahi-soci


生レバーが食べられなくなってもう一年くらいたちました。

何回か世論調査的なものを見る機会がありましたが、生レバー禁止に反対派もそれなりにいたように記憶しています。

実をいうと、私も「食べたい。焼肉店で提供を許可してほしい」人間の一人。
私が、禁止にしなくてもいいのではないかと思う理由を少し。

○本当に危険なのか? 
「健康上のリスクがあるのか?」という意味ではなく(そらリスクはあるでしょ)、
「他の許容されている食べ物や日常的な活動に比べてリスクが高いのか?」ということ。

「他に食べるものがあるだろう」という意見は正しくて、最も安全性の高い食生活よりは危険であることに間違いはない。
しかし、食生活(もっといえば生活全般)において、安全性のみを追求するべきだろうか?

自由意志によるレジャー(嗜好品)として認めることはできないだろうか?レジャーとしても認められないほどリスクが高いものだろうか?

タバコやバイクは危険であるとされているが、(実際、バイクに乗る人間なら、バイクで大けがをした友人がいることは珍しくないようです)税金や保険料の割り増しという形でコスト(リスク)を負担するという条件をの下で、行為自体は禁止されていない。

また、私自身、牡蠣にあたったことがあるし、牡蠣にあたったことがある友人知人は複数人いるが、生レバーを原因として食中毒になったことがあるという話は聞いたことがない。

食品の平均と比べてリスクが高い場合は、(焼肉店が)保険をかけるという条件の下で提供するというのはどうだろうか?

↑の記事の数字は、保険会社が(まともな保険料では)引き受けないくらいのリスクだろうか。

もちろん、保険料は生レバー代に上乗せされるはずだが、原理的はリスクに対して適切な価格になるはずだ。
多少割高でも食べたいな。


経済的な数の議論"だけ"で決められるものではないが。。。どこかの記事にあった
>「・・・食の安全が最優先される時代になった」と厚労省幹部は語る。
が"今"よくを表している気がする。


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どこから見てプラス?

育児休暇取得がプラス評価になるという話

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130319-00000073-jij-pol

少子化対策としては一見よい施策のように思えるが・・・
消費者庁という行政機関であることを引き算して考えると,「なぜプラス?」と思ってしまう。普通の私企業の場合,社員が育休をとることが(会社イメージの向上を除いて)直接的に会社にとってプラスになることはほとんどない。(育休を取りやすさが会社イメージの向上につながること自体が問題)

でも,少子化に悩む国全体にとっては,大きな利益。だから,これは国がやるべきこと。(今でも育休中の給付金制度はあるが,)インセンティブとして,人事面でのプラス評価に匹敵するくらいの制度を作るべき。

なにのためにやるかは,だれがやるかということ。

空気を読んで,利益構造が歪んでいるような制度を作ってもなかなか上手くいかないような気が。 
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